辞書によれば、インフルエンサーとは「インフルエンス」つまり「影響」を及ぼす人、他社の行動をインスパイア=呼び起こしたり、導いたりする人を意味します。マーケティングの分野では、消費者向け製品やサービスに関する投稿をソーシャルメディアに掲載することで、それらへの関心を生み出す人をインフルエンサーと呼びます。

ソーシャルメディア インフルエンサーとして影響を生み出すためには、本当に数百、数千、数百万人のファンやフォロワーが必要なのでしょうか。フォロワー数が多ければ、人気が得られるのはもちろん、メッセージの効果を拡大したり、提携先企業との商取引における商業的価値を高めることができます。ですが、インフルエンサーの価値はこれだけではないはずです。

リーチできるフォロワー数の大小に関わらず、実際は誰でもインフルエンサーになることができます。インパクト・インフルエンサーズは、信頼性、信ぴょう性、創造性こそ、ファンや提携先企業にとって有意義なエンゲージメントを生み出す上でより重要な要素になると考えています。当社およびインフルエンサーには、良心に基づき常に善行に励み、当社が心から関心を持つブランド・製品・サービスと提携する義務があります。こうした姿勢には、他者による建設的な行動を促すことで、単に好きだったり、珍しかったり、使いやすい製品やサービスを宣伝する以上の効果を生み出す力があります。健康・社会・環境に優しい行動など、他者による建設的な行動を促す行動は、良心や善意に基づいているため、利用者やフォロワーの共感を得やすいためです。

インフルエンサーには、コンテンツがファンにどう解釈されているか常に時間をかけて考えることで、提携先企業の理念や道徳的な行動を意識する義務があります。そのためには、たとえば、企業の理念は自らの理念に合っているか、ブランドやブランドイメージを100%信頼しているか、企業との提携について結果的に誇りに思えると思うかなど、提携に先立ち十分に検討する必要があります。

企業には、それぞれが営業する地域社会で社会の利益になる活動を行う義務があります。進歩的な企業は、企業の共有価値や社会的責任を戦略の要に据え、経済界のリーダーは、自らの競争力の強化や営業拠点のある地域社会の発展を促す上でのこれらの概念の重要性を認識しています。

それでは、こうした傾向は、インフルエンサーにとって何を意味するのでしょうか。インフルエンサーは、どうすれば提携先企業の共有価値を支援できるのでしょうか。社会や環境が直面している課題について学ぶことは、その第一歩です。国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」は、こうした世界的な課題の解決に求められる取り組みについて理解する上で、非常に役立つガイドラインです。

持続可能な開発目標のイラスト

インフルエンサーは、これらの課題の解決に役立つ社会・環境分野の取り組みや方針が提携先となる企業に整備されているか、SDGsに照らし合わせて検討することができます。非営利団体(NPO)や地元の慈善団体との協力状況や、社会・環境問題への取り組み状況を確認してもよいでしょう。

社会の利益になる活動を行うNPOや慈善団体の数は増え続けています。これはもちろん非常に喜ばしいことで、これらの団体は地域社会に大きく貢献していますが、資金・人材不足のためそれぞれの活動目的を実現できていない団体がほとんどです。こうした団体は、企業との提携を通して、資金・マーケティング面の支援を受けたり、ボランティアの確保を行っています。

自らの理念に合う地域慈善団体を探し、これらの団体によるボランティア・提携企業の募集や啓発活動をサポートすることも、インフルエンサーとしてできることの一つです。インパクト・インフルエンサーズは、社会的な責任を果たせる企業とキーインフルエンサーを、「社会貢献」という共通の目標に基づき結びつけるプラットフォームです。本プラットフォームが「社会貢献と利益の両立(Do well by doing good)」をどう実現できるか、ぜひともお問い合わせください。